読んだ: 1日1問、半年以内に習得 シェル・ワンライナー160本ノック

gihyo.jp
今月頭くらいにシェル書く機会多いなーと思って買った本*1。こつこつやるべきかとは思いますが一気に読んでしまいました。以下感想。

一部バイナリの操作もありますが、基本はテキストの操作です。テキスト操作時の基本はだいたいawksedなので、手を動かして進めていればこれらの扱いには慣れます。最終行を抽出するだけなのにわざわざawk書いていたあの頃の自分にsedを使うことを教えてやりたい。

  • あまり使わないコマンドには慣れないかも……

扱う内容の中にはバイナリ解析やJSONのレコード選択、MeCabを利用したルビ振りまで(!)あるのですが、頻出する内容ではないのでどうしても通して読んだ際の印象は薄いです。こういったものは調べればできる、というところまで持っていけていたらいいんですかね。

  • 追加でインストールするコマンドがそれなりに使われている

進めているとaptで追加インストールするコマンドを利用することがそれなりにあります。大体はどの環境にでもあるようなコマンドで処理する別解も記載されていますが、やはり専用のコマンドに比べるとどうしても冗長になります。目次を読んでまさにこの処理がやりたいというのがあった場合でも、特に業務で使用する場合は使用する環境に適用可能かどうか事前に確認しておいた方がよいかもしれません。

こういったコマンドでの操作に慣れることはコンソールでの操作の可能性があるのであれば一度はやっておいても損はないかと思います。その題材は別に本書でなくてもよいとは思いますが……何か題材ありますかね。

*1:今は書く機会がめっきりなくなってしまった